不動産物件に取り入れるとメリットが大きい「屋上・壁面緑化」 運営に貢献できる理由とは

2019年1月18日

最近、屋上や壁に植物を這わせたり、屋上庭園を設けたりする不動産物件が増えています。



なぜ増えているのか、そのメリットをお伝えします。

緑化のメリットはこんなに有る

屋上緑化にはさまざまなメリットがあるので、自治体もその活動を支援しています。



具体的なメリットには



■室内の気温を下げる

緑のカーテンは直射日光を防ぎ、建物内の気温を1~3℃下げてくれます。



■CO2削減効果

植物が増えて光合成を行ってくれるので、CO2を削減する効果があります。



■いやし効果

屋上に庭園を設けることで、その建物で働く人間や住まう人間にいやし効果をもたらすことができます。



公園のようなコミュニケーションスペースとしても活用できます。



植物を植えたり、ガーデンスペースを設けるために、それほど多額の費用がかかるわけではありません。



それでいてさまざまな効果が見込めるので、地球や環境保護の意味、そして入居者のためにも導入する意味は大きいと言えます。

助成金も支給される

また屋上や壁面の緑化に関しては、自治体も補助金を支給しています。



例えば川崎市については、以下のような補助金制度があります。



建物の屋上・壁面を利用して緑化に取り組む市民や事業者の方に、経費の一部を助成します。



■生垣づくり助成

公共性があると認められる場所で生垣を新設する場合、またはブロック塀を撤去し、生垣に転換する場合に、経費の一部を助成します。



塀を生垣に変更するだけでも補助金が支給されるので、マンションやビルなどを所有して塀が周辺にある場合、生垣に変えてみてもよいでしょう。



建物の雰囲気を良くする効果があります。

屋上緑化の際の注意点

一方屋上緑化をする際にも、いくつか注意するべき点があります。



まずは荷重対策です。



大きな木など植えてしまうと、建物に重みがかかってしまい、構造上の問題が発生するケースがあります。



最悪の場合天井にヒビが入ってしまうでしょう。



風対策も重要です。花屋葉が強風で散ってしまうと、周辺に落ち葉や枯葉が散乱して苦情が発生することがあります。



清掃に気を配らなくてはいけません。



また植物が成長に必要な水やり対策も重要です。



屋上に水道を設置しておかないと、水やりをするのに水道がある階を屋上何度も行き来しなくてはいけないので、大変な手間になってしまいます。



基本的にはそれほど注意するべき点はありませんが、何も考えずにただ単に植物を植えればいいというわけではありません。

植物がきちんと成長し、周辺の建物に迷惑をかけないように気をつけましょう。

(執筆者:長嶋 茂)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00010001-manetatsun-life