連帯保証人が付いている場合
![]() |
連帯保証人が付いている任意売却はどうなる?
連帯保証人がいても不可能ではありません。
しかし連帯保証人に返済できる資力がある場合の任意売却は少々問題です。
なぜならば保証人に資力が有れば、債権者は支払いを連帯保証人に求めてきます。
「返済できるところから回収する」が債権回収の基本なのです。
これは任意売却をした後の残債務についても同様です。
連帯保証人は、本人に先に請求してくれとか、全部は出来ないということが出来ません。
連帯保証人は、独立して債務者と同じ債務を負っているのです。
このため債務者が自己破産した場合などには、請求は連帯保証人になされます。
確実な債権回収先があれば、債権者はわざわざ競売や任意売却をしてまで、回収する必要はありません。
保証人から返済を受ければ済むのです。
連帯保証人がいると、任意売却は実にやっかいになってきます。
しかし、連帯保証人がいるからと言って、任意売却を諦める必要はありません。
なぜなら、どうするかは債権者次第だからです。
任意売却にあたっては、連帯保証の性質を頭に入れて、連帯保証人と十分に話し合っておくことが重要です。
なお、連帯保証人が債権者の支払い請求に応じない場合には、債務者同様、情報登録機関に登録されることになりますから注意しなければなりません。
いわゆるブラックリストです。
任意売却は十分な経験と知識を持った私たちのような業者に依頼をすることが重要なポイントです。